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育休明けで仕事の勘がもどらずに自信喪失していませんか?そんな失意の日々から私を救ってくれた2冊の本。

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  子ども、2歳と4歳。2回育休をとってただいま2回目の育休明け時短勤務中。

最初の復帰後なんて、自分でも情けなくなるくらいしょうもないミスを連発してました。

仕事復帰したばかりで慣らし運転みたいな軽い仕事をもらっているはずなのに、ミスばっかり。しかも時短勤務のため、他の人が猛烈回転中の時間帯に早々と帰っていく。もともと優秀な社員でもなかったし、些細なミスをよくやる抜け作タイプではありましたけど、それにしても今の私はひどい、情けない。そう思って本当に居たたまれない日々でした。

でも、2回目に復帰した今は割と心穏やかな日々を過ごしています。

一体何が私を変えたのでしょう。

実は、1回目に仕事復帰して失意の日々を過ごしながらそのまま2回目の産休に突入したとき、それまで「くだらない」「他力本願でみっともない」と馬鹿にして手に取ることすらしていなかった自己啓発書や実践的ビジネス書を読むようになったのです。また会社に戻る日を思うと本当にただただ不安で、目の前に迫る2度目の出産よりも仕事復帰したときのことばかりを思い悩んでいた当時の私にとって、藁にもすがる思いだったのかもしれません。

「そんなこと改めて言われなくても普通にできるでしょ」と馬鹿にしていた自己啓発本が言っていることすら満足にできていない今の自分のだめさ加減を自覚し、とりあえず人様の言葉に耳を傾けてみようと思ったんですよね。それで何か自分が変われるきっかけが見つけられればめっけものだし、「やっぱくだらん」と思えるなら私はまだ大丈夫だってね。

そうしていろいろ読むうちに「ああ、これが原点かもしれない」と思える本がわかってきました。結果として、たまたま最初に読んだ2冊だったんですけどね。

進むべき道が見えずに迷子になりそうな時の道しるべ

まず1冊目は『7つの習慣―成功には原則があった!』です(現在は新訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』が出ているとのこと)。

  

超有名な本なので、興味なくてもどこかで見かけたことがあるかもしれません。

この本のキーワードはインサイド・アウト習慣

外側(アウト)、つまり他人や環境を変えるためにはまずは自分自身の内面(インサイド)、いわゆるパラダイム、人格、動機などを最初に変えていくことが大事で、そうやってインサイドとアウトの両方で成功をおさめるためには7つの習慣を身につけなければならないということ。

「周りを変えるにはまずは自分から」なーんて極々当たり前の話で、何も「7つの習慣」とか大げさな分類をするまでもないと思われるかもしれませんが(私も思ってました)、進路を見失って自信をなくしている時期だったからでしょうか、「何となく頭ではわかっていること」を段階を踏んではっきりとした道筋を示してもらったことで、ぱぁーっと目の前が開けたような気がしました。

では具体的に7つの習慣とは何でしょう。まず、大きく次の3段階にわかれています。依存状態から自立するために「私的成功し、自立した人間が相互に協力しあうことで「公的成功が手に入る。そしてそのステップを再新再生していく。

つまり、こういうことです。

1.私的成功

第一の習慣:主体性を発揮する
第二の習慣:目的を持って始める
第三の習慣:重要事項を優先する

2.公的成功
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:理解してから理解される
第六の習慣:相乗効果を発揮する

3.再新再生
第七の習慣:刃を砥ぐ

あ、何か嫌〜な感じになりました?当たり前のことがいかにももったいぶって書いてあって、自己啓発書らしいにおいがぷんぷんします?それはもちろん否定しません。でもね、これはとても静かで強い本です。なので、ちょっと心が弱っていて、当たり前のことをするにも「本当にこれでいいのか」と迷いがあるときにはとても良い道しるべとなります。自己啓発書にアレルギーがある方でも、育休明けの仕事でパフォーマンスレベルに不安を覚えているのであれば『7つの習慣』を一度手に取ることを強くおすすめします!

山積みの仕事を機械的に片付けるシステムをつくる!

それから次におすすめするのはいわゆる「仕事術」、それも精神論ではなく至って実践的なタイムマネジメントです。

じゃん!それは『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』!

GTDというのは”Getting Things Done”の頭文字ですが、これって意訳すると「やるべきことがたくさんあっても大丈夫、片付けてやる!」みたいな感じでしょうか?

育休明けって、慣れない育児に保育園の送り迎えに、仕事や社内環境の変化にもキャッチアップしなきゃいけなくて…、もう頭の中がとっちらかって何をどこから手を付けたらいいかわからない…という時に、この本は強い味方になってくれます。

そう、この本の肝は「頭の中の『気になること』を”すべて”頭の外に追い出そう」ということです。

つまり頭の中でやるべきことの優先度をあれこれ考えるのではなく、とりあえず全部頭の外に出して、システマチックにやるべきことに順番をつけて次々と処理していこうというものです。

そのためには次の5つのステップを実行します。

1. 収集 頭の中の「気になっていること」をすべて紙に書き出す

2. 処理 書き出した「気になっていること」をGTDのフローチャートにしたがって仕分けする。

3. 整理 仕分けしたものを実行に移せるよう、自分のツールに組み入れる。

4. レビュー この整理システムを定期的に見直し、やったことやるべきことを最新の状態に保っておく。

5. 実行 1~4で分類したやるべきことの中から今、何ができるかに応じて実行する。

 

と書いてもいまいちぴんと来ないでしょうか?ではこのフローチャートを見てください。

ちなみにこのチャートの中のinboxというのは、やりたいこと、やらねばならいこと、済んでいないことのメモや郵便物など「収集」した「気になっていること」をとにかく一時入れておく箱のことです。

Fig gtd写真でわかるGTD(誠 Biz.ID)より

今「やらなきゃな〜」と思っている事を頭に思い浮かべながら試しにこのフローチャートを上から順に追ってみてください。

1)「これは何か」、つまりこれは処理すべきものかどうかを判断する

 

2)それを処理するために行動を起こす必要があるか(行動しない場合は次の3パターン)

   →もういらないなものならゴミ箱へ

   →今じゃないけど、いつか行動しなきゃかも(いつかやるリスト

   →あとで必要になるかもしれない情報(資料フォルダにファイリング)

 

3)次にとるべき行動は何がある?1つ?

   →次に順を追ってすべきことがいくつかあるなら、プロジェクトリストをつくる

 

4)次にとるべき行動は1つで、2分以内でできる?

   →2分以内にできるなら今すぐやろう

 

5)2分以内でできないとして、それは自分でやるべきこと?

   →自分でやらないことは、他の人や部署にまわす

 

6)2分以上かかる自分がやるべきことは「次にとるべき行動リスト」へ

   →適切なタイミングで見直せるようにする

はい、ここまででさっきお話した5つのステップのうち、1. 収集と2. 処理が終わりました

次は3. 整理です。

上のチャートにしたがってやるべきことを仕分けしたら、いつかやる/多分やる」リスト「資料」フォルダプロジェクトリスト連絡待ちリストカレンダー「次にとるべき行動」リストと、情報の振り分け先がたくさん出てきます。

これをすべて、自分の使っている手帳なりPCなりスマホなりにざくざく入れていくのです。そう、漏れのないように。

そしていつでもどこでもさっと見れるようにしておく。これが大事。

そうやってつくったリストやメモを週に一度、時間をとってしっかり見直します。これがつまり4. レビュー

まめにチェックしていつでも最新状態に保たれたやることリストさえあれば、5. 実行は簡単にできるのです!

GTDで人生が変わりそうだ

さらにGTDの面白いところは、今ご紹介したように日々のタスクをいとも簡単にやっつけられることに加え、次に挙げるような利点のおかげで生き方ががらっと変わることです。

1. 人生の目標を日常生活の中で後回しにしなくなる

GTDで一番最初にやるのは頭の中にある「やるべきこと」をすべて書き出すということです。これは何も目先の「明日の会議の資料をつくる」とか「来週月曜に保育園にタオルを持って行く」とかに限りません。「中国語を勉強する」とか「行政書士事務所を開く」とか、そういう遠い未来になんとなくやってみたいこともとにかくすべて書き出し、「いつかやる/多分やる」リストに入れるのです。「そのうち洗濯機を買い替えたい」というようなこともすべて。

何も考えずにやるべきことをただ書き出すと、直近で絶対にやらなければならないことだけのリストになりがちですが、GTDでは「いつかやる/多分やる」リストも含めて毎週レビューをすることで、人生の目標はもちろん、ちょっと遠い未来の予定もずっと心の片隅に留めていられるのです。すごーい!

2. 2分以内でできることは今すぐ片付けるのをくせにすると、仕事が早く済む

大きな仕事を抱えているとき、別件で申請書類に名前と要件を書くだけとかいうようなすぐできることってついつい後回しにしがちですよね。でも結果として「早く終わらせてあれやらなきゃ、これもやらなきゃ」と大きな仕事に集中できずに時間がかかり、その他のすぐできる仕事も結局ろくに片付かないという悪循環。

それがGTDをやるようになると、とりあえず今すぐできることはその場で片付けてしまうので、残った大仕事に集中することができます。まあそれであっという間に仕事が終わるわけではありませんが、細かい仕事をあれこれ気にしながらやるよりはよっぽど効率的です。

3. 「次にとるべき行動」では具体的な1ステップをひとつずつ書き出すと、作業の糸口が見えてくる

GTDでは「来年度に向けて○○業務の改善案を考える」というようなざっくりしたことは「やるべきこと」ではなく「プロジェクト」に分類されます。

つまり「どう改善するかな〜」と漠然と考えるのではなく、プロジェクトを実現するために必要な行動を例えば以下のように細かく書き出して「次にとるべき行動」リストを作成するのです。

・現状での問題点をリストアップ

・それぞれの問題点に対応する改善案を考える

・来年度に実現可能なのはどれか検討する

・提案書を作成

どうですか!?今すぐにでも作業を始められそうな気がしてきませんか!?

こうやってひとつずつ細かく次にとるべき行動を書き出していけば、大仕事を前に迷子になることはもうありません!

本当にこの3つを意識しながらGTDを行っていけば、そんなに厳密に実行できなくても、週次レビューがたまにしかできなくても、概ね順調にことは運んでいきますよ♪

あと、この2冊はぜひ手元において、時々読み返してくださいね。きっとその時々で新しい発見があるはずです。

以上、この手の話に詳しい方にはベタ過ぎる本、基本書中の基本書でがっかりされたかもしれしれませんが全く自己啓発やビジネス書の世界を知らなかった私にとってはいずれも本当に目から鱗でした。なので、まだこの本を知らない誰かのために役立つ事を願って、この記事を書きました。これであなたが「子ども産んでよかった、仕事続けてよかった!」と心から思えるようになることを祈っております!







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